<見所>
フォーコーナーズやメサベルデから約200kmの距離、標高1,890mの高地に、北米大陸最大の遺跡、チャコ・カルチャー国立歴史公園があります。全米に数多くあるネイディブアメリカンの遺跡の中でも、ここほどユニークな内容を持つ遺跡はありません。850年頃から1150年にかけて古代プエブロの人々によって建設された、グレートハウスを見学することができます。中でも「ダウンタウン・チャコ」と呼ばれる地域にある「チェトロ・ケトル」や「プエブロ・ボニート」は有名。最も規模が大きい「プエブロ・ボニート」は300年の歳月を費やして建設された4階建ての建物で、600室を擁し、40のキバ(儀式を執り行う部屋)を持っていました。まさに、ネイティブアメリカンの都市の機能を持っていたといえます。チャコ・カルチャー国立歴史公園は、1987年に世界文化遺産に登録されました)
チャコ・キャニオンは、紀元後900年から1150年にかけてプエブロ文化の最大の中心地であった。チャコ・キャニオンの人々は、砂岩を切り出し、材木を遠方から運んできて19世紀になるまで北米で最も壮大な建物をもつ15か所の遺跡を築いた。
チャコ・キャニオンで天体観測が行われていたことは、Fajada ButteでみられるSun Dagger(太陽の短刀)などから理解できる。これは、春分、秋分に小さな同心円の中央、夏至に大きな同心円の中央、冬至に同心円の両脇といった決まった位置に短刀のような楔型に日光を映す岩絵が刻まれている[2]ものである。チャコ・キャニオンの建物の多くは、何百年、何世代にもわたる天体観測の技術的な蓄積によって、太陽や月の周期が設計に取り込まれてきたのかもしれない。
1130年から始まる50年に及ぶ旱魃という気候の変化によってチャコ・キャニオンの人々は、ほかの場所へ移住してしまい、結果的に彼らが築いたプエブロの集落は放棄されることになった。
US550から脇道にそれてしばらく行くと舗装されていない道路になります。季節によって水量が多いときには途中道路に川が流れるとの事前情報があってあえて今回は4WDのSUVを借りたのが大正解。予想通りのオフロードでしたが、気楽にドライヴを楽しめました。